「婦人科漫談 第2弾」ここでしか聞けないリアルなお話が盛りだくさんでした
60名を超える参加者の方と一緒に学びました
2022年11月23日 「婦人科漫談」in河内長野市
子どもも連れてきてくださった子育てママさん・学生さん・そして今まさに更年期を迎えられている方がご参加くださいました♪ テーマは
◾️カーテンの向こう側全て見せます
◾️オトコとオンナの更年期
講演中は、ママも集中してお話を聞いてほしい!
花田は子どもたちと遊んでいました♪
◾️カーテンの向こう側全て見せます
婦人科検診って、苦手な方もいるのではないでしょうか?
「恥ずかしい、なんか怖い、痛い」と言った不安を解消できる内容になったかと思います
婦人科検診では何のために、どんな器具を使って、どんな健診があるの?
自分が必要な検査ってどれ?
いつどんな時に受診すればいいの?
学生さんも参加。検査器具を手に取って興味津々でした♪
若い時から生理不順・生理痛・不正出血・おりもの変化に気づいたら、早めの受診が良いと感じましたよ
我慢する時代は終わりました..
初めは小さな症状だけど年齢とともに病気に変わることもあるので、ご自愛ください。
◾️婦人科で処方されるお薬やワクチン接種のこと
子宮頸がんは毎年約1万人は罹患していて、74人に1人の割合なのだそう
身近な問題ですね
原因は、【ヒトパピローマ】
女性の場合は、性行為でしかうつらないウィルス
潜伏期間は3−10年で進行していくためとっても気づきにくい病気
湿気を好むので、男性の場合はサウナなどで感染率が上がるそうです。
陰茎がん・肛門がん・中咽頭がん も同じウィルス
女性の感染を減らすためには、男性の方にも注意してもらいたいですね!
日本と海外のワクチンに対する基準が違うことによって、子宮頸がんで毎年約3000人の方が亡くなっている
海外では年々減少していて、子宮頸がんは撲滅できるのではないかと言われている中で、日本やブルガリアは増加しているようです。
ワクチンの接種の有無・時期や回数・費用の差 そして、日本で多く使用しているワクチンの種類にも注目でした!
海外では男性の接種もしている。パートナーを守るためにも必要なことではないでしょうか?
緊急避妊ピルの投薬のお話も考え深い
なんと、人工中絶手術は年間16万人にも及ぶそうです
人が幸せでいるための大切なパートナーシップですが、その形が崩れて中絶を余儀なくされる方もおられる
現代人の成熟と社会進出のバランスが崩れ始めているのかもしれませんね
万が一の選択肢として【緊急避妊ピル】を身近に取り扱える状況にしておくことも必要だとお話してくださいました
◾️オトコとオンナの更年期
更年期とは女性はエストロゲンの減少により症状が出る
卵胞刺激ホルモン[FSH]の数値が20以上になると更年期と言われ、40を超えると閉経と診断されるそうです
女性ホルモンは心身のバロメーター
ホルモン補充療法[HRT]副作用のことも考えつつ、取り入れるか医師と相談。
5年以上続けないこと。乳がんのリスクや血栓症・脳卒中・心筋梗塞などのリスクに対しても考えなければなりません
塗り薬・貼り薬・内服薬・漢方など様々な処方があり、肝機能障害が起こりにくい経皮吸収型製剤がおすすめですとのこと。特に貼るタイプは使いやすい
男性はテストステロンの減少
じわりじわりと減少し、更年期期間に終わりがないということで症状が出ると女性より大変です。
テストステロンは、疲労回復やヤル気を起こさせたりする作用のあるなので、男性ホルモン分泌が減少することで倦怠感が出るのだそう
また、異常な発汗や突然のうつ症状なども男性更年期障害にありがちな症状とのこと
パートナーの変化に気づいたらお声がけしてあげてください。受診先は泌尿器科や心療内科へご相談
我慢しい時代の女性の皆様へそして、成長期の学生さんへ
婦人科のお話し会 in 河内長野市でイベントを開催しました。
とにかく、歯科と同じように不安を感じたら検診へ。早い時期から生理痛を我慢しないことやワクチンやピルを親子で考えることも大切だと感じました。
日本の婦人科は男性の先生が多く、10代の子たちはハードルが高い。
根掘り葉掘り聞かれる問診に落ち込む。
親に言えない悩み。
婦人科の藤田先生は、赤裸々に現場で起きているお話をしてくれました。
知らないから怖いし、不安だし。
普段の多忙な診療があるにも関わらず、各地からのオファーがあり、【婦人科漫談】を届けてくれています。
この度は、貴重なお話を届けてくださり藤田先生には本当に感謝いたします。
女医さんを探されている方は、どうぞご相談してみてください。
先生の勤務先のクリニックは心斎橋と梅田にあります。ご参考までに